怖い話・恐怖体験談を集めてみた

怖い話、恐怖体験、不思議な体験などをネット上から集めてジャンル別にまとめたサイトです。

久しぶりに先輩に遭遇した。
Mさんは大学時代の女の先輩である。

びっくりしたが、東京に出張で来ることもあるので不思議はない。
嬉しくなって「Mさん!」と声をかける。

返事はない。

それどころかMさんはそのまま歩いていく。
聞こえなかったのかな?と「Mさん、Mさん!」と追いかけて呼び止めた。

前に回って見た相手は、背丈、顔、・・・やはりMさんである。
だが、目だけは・・・。
「Mさん」とさらに面と向かって呼びかけても、相手は怪訝そうにこちらを見るばかり。
その目は明らかに見ず知らずの、不審な相手を見るモノだった。

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うちのそばに戸田火葬場があるけど、そこの人に聞いたら、10年に一回くらいの確率で火葬中に生き返る人がいるみたい。
あまりの高温に、ショックで生き返るんだってさ。

火力の調整室に焼き加減を見る小窓があるんだけど、そこから覗くと、中で生き返った人が暴れてるんだって。
そういう場合は、途中で止めてもどうせ助からないからそのまま焼いちゃうんだって。
暫らくは、中から扉をドンドン叩くらしいけどね。
遺族に言っても嫌な思いさせるだけだから黙ってるって言ってた。

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知り合いの話。

彼のお祖父さんは、山奥の村で雑貨店を営んでいた。
昔はそれなりに立派な家柄だったせいか、ちょっとした金貸しや質屋のような仕事も手懸けていたらしい。

ある年、何とも奇妙な客が来たのだという。
中肉中背の男、顔に見覚えはない。
まず間違いなく村の住民ではなかった。
それなのに、どこかで出会った気がしてならない。
誰だろうと訝しく思いながら対応すると、言うことがこれまた奇妙だった。

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友人の話。

里山の麓にテントを張り、一泊した時のこと。
朝方、外に這い出した彼は目を見張った。

自分のテントを囲むように、辺り一面が赤い色に覆われている。

旗だ。

一メートルほどの竹竿に、赤く細長い布が結ばれていた。
見渡す限りの山裾が、赤黒く染められたように見える。
数え切れない赤旗がはためく中を早々に下山した。
できるだけ旗に目をやらないようにしながら・・・。

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先輩の話。

岩登りに出かけた時のこと。
途中の峠道に、苔生した小さな地蔵があった。
普段はまったく信心深くない彼が、なぜかその時は拝んでみる気になったのだという。
手を合わせ山行の安全をお願いし、ポケットにあったキャラメルを三個ばかりお供えしてその場所を後にした。

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