私の話。
実話です(ところどころフェイク入れて話します)長文ですが、失礼します。

28歳から30歳までの約2年間の結婚生活での話。
現在は離婚後2年経ってます。
結婚式の日に旦那の祖母が亡くなられた。
朝婚姻届を出してすぐに姑から電話がきた。

「おばちゃんが亡くなった。どうしようどうしよう」

式当日だったので、私側の親戚には言わず、結婚式と披露宴を行った。
元旦那側の親戚は作り笑いもできる状況ではなく、異様な雰囲気の挙式だった。
新婚旅行はキャンセル。
当たり前だと思ったし、それに関して誰かを恨んだりはしていない。
結婚後しばらくして、次々と元旦那の身内に災難や不幸が訪れた。

元旦那の兄が交通事故、舅と叔母の癌が発覚、余命何年と言われる、従姉妹が鬱になり、別の親戚宅が火事になったりもした。
(まだまだありますが)祖母の四十九日、一周忌、他の方の法事で集まるたびに、不幸話で皆が嘆き、いつの間にか、災いを運ぶ死神のように陰で言われた。

精神的に不安定になった姑は、宗教やお祓い・占いなどにはまり、多額の借金を作ってしまった。
1周忌が終わった後、親戚の集まりには遠慮するように言われた。
元旦那は親戚で集まるたびに離婚を勧められ相当苦しんでいたが、二人でなんとか頑張ろうと話し合っていた。
離婚か結婚か悩んでいたとき、知人が所謂霊能者を紹介してくれた。
元旦那側の家族・親族の不幸話をする前に、名前の画数が最悪だと言われた。
本当に最悪と。
そして、旦那側の誰かが(親族か御先祖か)過去に鬼畜にも劣る行為をし、因果応報の引き金として(そのときは、呪いの箱を開ける鍵というような表現でしたが)私が選ばれたと言われた。

二回目の結婚記念日、つまり元旦那の祖母の三回忌の日、遠慮するように言われたが元旦那と一緒に法事に行き、霊能者との話をした。
皆一斉に私を非難し、「この場で離婚すると言え、死神め」と言われた。
元旦那は私の名前の画数を変えるため漢字からひらがなにしようと思うという話をするつもりのようだったが、そんなことでは許してはもらえず、離婚することを、その場で約束させられた。
そして私たちは離婚した。

後日、元旦那の祖父の弟から手紙がきた。
三回忌の時に私が言った「親戚か御先祖がやってしまった悪いこと」についてだった。

「祖父達兄弟の大叔父がよそ様の子どもを殺してしまったことがある。それが原因で一族が呪われているのならお払いしたい、その霊能者と会わせて欲しい」というものでした。

殺人に対する理由や詳しい背景は書かれておらず、どういったことがあったのかはわかりません。
霊能者は紹介しましたが、その後その霊能者から元旦那側の話は一切ないので、実際会ったり、お祓いなどをしたのかもわかりません。
最近、元旦那から連絡がきて、余命1年と言われてた舅と叔母が通院は続けているものの元気で寛解の状態ということを聞きました。
今でも、画数を変えるだけではだめだったのか、本当に離婚しなくてはいけなかったのか、偶然が積み重なっただけで、結婚生活が続いていてもいい報告がきけたのかもしれない。
と思ってしまいます。