
一昔前、北海道遠軽町の某信金がカレンダーを配布した。
しかし、カレンダーに掲載されている地元の名所である「がんぼう岩」の写真が大変にまずいものであった。
岩の壁面には人間の顔が無数に浮かび、昼間に撮影されたのにも関わらず空は真っ赤だった。
心霊写真をカレンダーにしてしまったことに気づいた信金はすぐさま回収を行ったが、回収はままならず・・・。
カレンダーを実際に見たという人の話では、壁面に浮かんでいるという霊の顔はそれを見る限りではただの岩の陰影であり、赤い空は夕暮れ時の撮影だからであろう、とのことで、噂に聞くほど異様な写真ではないらしい。
ただ、がんぼう岩は心霊スポットとしての一面持っており、アイヌの戦場だったとか岩の上から飛び降り自殺があったという話もあり、それなりの曰くはあるようである。
ただ、がんぼう岩は心霊スポットとしての一面持っており、アイヌの戦場だったとか岩の上から飛び降り自殺があったという話もあり、それなりの曰くはあるようである。