怖くないけど不思議な話。
25歳なんだがこの前実家に帰ったときオカンと話てて、俺が物心つく前に不思議な出来事があったみたい。

俺は生まれた頃から病弱で病院が家みたいな感じだったらしく、点滴も打つ場所が無いくらいやってたらしい、骨髄液(背中をエビゾリにしてする注射)も2回打ったらしい。

そんな毎日のある日、京都の判子屋が来てなんとなくオカンは家族全員の名前を鑑定してもらったらドンピシャで物事を言い当てられたみたいでビックリしたそうな。

判子屋が言うには、俺の名前の画数と漢字の組み合わせが最悪だとか大凶だとか言われたみたいで、解決するには実印を作れといわれたらしい、しかも普通の実印より2ミチリだったか大きいやつを。

更に判子屋はさっき行った家にも最悪の画数の名前の子供がいたらしく20歳まで生きれない、とのことらしい・・・。
最悪の名前の組み合わせは珍しいらしくこっぴどく判子屋に怒られたみたい。

実印は遅かれ早かれ作らなきゃいけないからこの機会に作っておくことにきめたオカンは、俺に立派な実印を作ってくれた。
それからしばらくすると病気という病気が治って健康になってやんちゃなガキに成長しました。
ただ大きい怪我は何回かしたけど本当に頑丈で丈夫な体です。

俺が中1のとき2つ上の先輩が、部活中いきなりその場で心臓発作で死んで、その時は姉の同級生が死んだんだんだ位にしか思ってなかったんだけど、この前オカンと話してたときに言ってた判子屋の言ってたもう1人の最悪なその先輩らしい。

その瞬間俺は不謹慎ながら判子屋テラすげぇええwwwって感激しながら感謝しましすたw

オカンがこの話をいきなり話したのは、俺が帰ってくる2日前に京都の判子屋が実家の県まで来たんで家まで立ち寄ったらしい、それでオカンがこの話してくれた。

親父が船乗りなんだが、実印を船に持っ行ってるとオカンが判子屋に言ったらまた説教されて、実印は帰る場所に保管するもの、じゃないと帰ってこれなくなるかもと言われたらしい。
実際俺が実家に帰った理由は親父が軽度の胃がんで入院してたからだ。

オカンがこんなに判子屋を信じるのはもう1つ理由があって、俺には1つ下のイトコがいてその子の鑑定結果が「長く生きれない」だったらしい。
そのイトコは日本の人口割合で言ったら100人いるかいないかの先天的な病気で、6歳の時亡くなってて・・・それで信じたらしい。

他の判子屋はどうだか知らないけど、京都のその判子屋のおじいちゃんは信じれるみたい。

名前占いって馬鹿に出来ないなぁと思います。
実際占いって根拠あるの?って感じだけど、結婚してガキが出来たら真剣に名前考えるとおもうw

怖い話じゃなくて申し訳ない。