短い都市伝説をいくつかご紹介・・・。

【拉致事件の特集】
これは僕の父が体験(正確に言えば間接的)に体験したことです。

35年前、僕の父は当時高校生で、恥ずかしい話、不登校でした。
平日の日中は家から50メートルも離れない海岸にある海小屋で、弁当を食べ雑誌を読んで時間を潰していました。

そんなある日のことです。
いつものように父は小屋に来て飯を食べて浜辺に座り、海を見つめていました。
するとあることに気が付きました。

何日もの間、同じ船が沖に停泊しているのです。
初めは漁の船だと思っていましたが、それが何日も続いたため不審に感じられました。

その後、その海岸によく来ていた知人が行方不明になるという事件が起こったのです。
知人は現在も行方不明のまま。

最近になってテレビ番組で北朝鮮の拉致事件の特集をやっているのを家族で見ました。
するとテレビを見ていた父の表情が突然変わりました。

そして『これ、俺がよく入ってた小屋じゃねえか・・・』と呟きました。

テレビでは、拉致被害者を夜間に人目を憚り小船で運ぶ為、一時監禁されていたと見られる小屋が映っていました。

この話は父の地元では結構有名だったみたいで、流石に北の国が拉致しているとは誰も想像しなかったみたいですが、当時は海外に人身売買されたとか言われていたそうです。



【ハリウッドサイン】
女優を志望する若い女性が居りました。
夢を掴むためにハリウッドの飲食店でアルバイトをしながら、映画のオーディションを受けていましたが、結果はいつも不合格。

度重なる落選にもめげずに、彼女は何度も何度もオーディションを受けました。
しかし、結果はいつも不合格。

十代でハリウッドに来た時にはまだまだこれからと希望に満ちていましたが、気づけば20代半ばとなり常に焦りを感じていました。

これが最後のチャンスと精一杯の準備を重ねて、恋愛映画のヒロイン役のオーディーションに臨みました。

合格者にのみ2週間後に通知を届けるという事で、彼女は一日千秋の想いで良い知らせを待っていました。
しかし、約束の2週間が経っても彼女の元には通知は届きませんでした・・・。

「もう終わりだ・・・」

思いつめた彼女は自分を否定し続けたハリウッドに恨みを抱いて最後の復讐に出ました。

世界的に有名な「HOLLYWOOD」の大きな文字看板、通称ハリウッドサインが設置されている山まで行くと、文字看板に縄を掛けて首を吊ってしまったのです。

彼女が亡くなった翌日、家に一通の封筒が届きました。
皮肉にもそれは遅れて届いた女優オーディションの合格通知だったのです・・・。



【一流レスラーのSMショー】
超有名レスラーは、プロレスは一流であったが経営者としてはパッとせず、プライベートでの事業が失敗し、多額の借金を作ってしまった。

借金を重ねた結果、893からの厳しい取り立てにいよいよ首が回らなくなった。
そんな時、893からどうしても払えないならとある条件が出された。
それは六本木のクラブのショーで、観客の前でワインを肛門に注入するSMショーをする事だった。
一流レスラーとしての面子もあったが、それで借金が待って貰えるならと承諾した。

全裸で会場に登場したレスラーのイチモツはすっかり小さく萎えて、極度の緊張で全身青ざめていた。
テレビで観る姿とのギャップに観客はドン引きしていた。

そして本番、四つん這いになって注射器の様なもので肛門にワインを注入されたレスラー。
屈辱感と恥ずかしさに耐えるため、苦し紛れに出た一言が「◯◯×××ー!」だった。

本人の意志とは裏腹に客には大ウケだった。
これがきっかけでその言葉は一流レスラーの得意フレーズとして定着したらしい。
この話は六本木では有名らしい。