不思議系の話をいくつかご紹介・・・。

【天狗に育てられた?】
私の叔父の話。
場所は山陰地方に属する地味な県のさらにド田舎。(私からしたらお爺ちゃんち)

叔父が1才だった頃、行方不明になった。
お婆ちゃんは洗濯をしてたらしくて、長く見ても目を離してから30分もたってない。
まだ歩けないから、行動範囲なんてたかが知れてるのに、どこを探してもいない。
警察に連絡して捜索してもらったけど見つからなかった。
一応、行方不明ということになってるけど、もう皆死んでしまったと思ってたんだって。
当時は今と違って貧しい時代だから病気で死ぬ子供も多かったみたいだし、子供もたくさんいたから、今よりは子供に対するそういう感覚が違ったのかもね。

それから1年くらいたった時に、遠くから子供の泣き声が聞こえるって近所の人達が騒いで、色々探し回ったら、舗装してない小さな山の頂上付近に叔父いたんだって。
見つけたのは、近所の人ではじめは叔父だと分からなかったんだけど、お婆ちゃんがかけつけたら叔父に間違いないってことになった。
でもおかしいのは、その姿が叔父が行方不明になった当時のままの1才くらいの姿だったこと。
1才から2才ってものすごく成長してるはずなのに・・・。

病院で色々検査してもらったけど体に異常はなかったらしい。
DNA検査とかは当時無かったみたいだね。
その地域で少し騒ぎになっただけで、叔父はそのまま普通に育てられた。

お婆ちゃんからこの話を聞いて、始めは疑ったけど真面目なお爺ちゃんも、それを目撃してた他の叔父叔母も嘘をついてる様子もなく「事実だよ」って。

私はすごく怖いんだけど、みんなは「天狗に・・・」とか言って普通に受け入れてた。

結局叔父は30才になる前に、くもまっか出血で亡くなってしまって私は会ったことはない。
この話を思い出すたびに、叔父は1年間どこで何をしてたのかってことと、見つかったのは本当に叔父なのかなって恐ろしくなるよ。
叔父自身だって記憶には無かったんだろうけど。



【神隠しの竹藪【神隠し】】
誰も信じてくれないし普通にありえない話なんだけど・・・。
小2か3年の頃、塾の友達と地元を探索してたんだけど、普段通らない知らない道を勘を頼りに進んでみた。
色々遠回りしながらも無事に知ってる通りに出て、そんでもってそこに入った事無い坂道がある事に初めて気がついた。
その坂の上は無数の竹薮が広がってて奥が全然見えない深い暗い感じだったんだよね。

そこまでは普通なんだけど、ただの住宅街だからそういうのがあるのがまずありえないし、子どもながらにヤバい気がするって怖くなってその日は引き返した。
で、改めて次の日やっぱ気になって同じルートで辿っていったら坂道どころか竹薮もなかった。

ちなみにそこから10分位歩いた先に『○幡の藪知らず』という有名な竹薮があるんだけど、入ったら出れないって言う伝説がある場所でそれにめっちゃ似た雰囲気だった・・・。



【見知らぬ道】
よくわからないのですが、不思議な経験をしました。

スーパー銭湯から車で一人帰る途中、普段ならまっすぐ走っていれば右に曲がり大きな道に繋がるはずが、いくら走ってもその場所につけませんでした。
不安に思いつつ走っていくとだんだん道はほそくなり民家だらけに・・・。
小さな神社や森があり暗闇に街灯がひとつふたつ。
民家もあまり明るくなく人気がなかったです。
この時夜九時半だったので当たり前かもしれませんが・・・。

なんとかそこを抜けて大きな道のそばまで行きましたが、高架になっていていくら探しても上がる道がなく焦りました。
しかもなぜか無人の車が何台も止まっていて不気味でした。
ようやくひとつ大きな道に上がれそうな坂道を見つけたのですが、上がったかと思えば下り次は川沿いを走ってました。
途中どこへいくのか変なワクワクでそれに従ってましたが、対向車が初めて通り掛かりライトで照らされた時に我に返りUターンすると今度は高架を上がれ、いつもの道に上がることが出来ました。