ダウンタウンの浜ちゃんの実体験らしい。
知ってる人も多いと思うし、特に落ちが無い話なんだけど、個人的にぞくっとしたから。

浜ちゃんはその日、仕事が終わるのが遅くて、朝方4時くらいに自分で運転した車で帰ってたんだって。
道は暗いし人気も全く無くて、もうすぐ家に着くって曲がり角を曲がった時、人がいるのに気が付いて慌ててブレーキ踏んだんだって。
狭い路地だったんだと思うけど、曲がる時の内輪差でその人を巻き込みそうになったからびっくりしたみたい。

窓から外を見るとそこには一人の老婆が立ってた。
その老婆はなんか車を避ける気配がないから、「なんだこのババア危ないなぁ」って思ってそのままぶつからない様にゆっくりと走り去ったんだってさ。

すぐそこが自宅だったから、いくらも車を走らせる事もなく家に着いて、リモコンでガレージのシャッターを開けた。
バックで車をガレージの半分くらいまで入れたところで、子供達の自転車が邪魔で車庫入れできない事に気が付いたんだって。

「ったくしゃーないなぁ」って思いながら車を降りて自転車をよっこらせってどかした時に、なんか後ろに気配を感じたから振り返った。

すると自分の背中にぴったりの位置にさっきの老婆が立ってるんだって。

もうあまりにもびっくりして夜中の4時にギャーって叫び声上げて、もうそれはそれはダッシュで車に飛び乗ったんだって。

急いで車庫入れしようとしたけど、老婆を轢いたら洒落にならないからゆっくり後ろを振り返ったらそこには誰もいなくなってた。

「あれ?どこいったんやろ?」って思って前を向き直した時、横から視線を感じたから、そのまま助手席の方に目をやったら老婆が助手席の窓に両手と顔をピタッっと貼り付けて車内をジロっと見てる。

またまたびっくりして逃げ出したかったけど、自分の家の前だし、今後なにかあっても困るから、勇気を振り絞って窓を開けて怒るでもなく相手を刺激しないように優しくこう聞いた。

「なに?」

すると老婆はぐぐぅっと車の中に身を乗り出して更に車内をじろじろ見渡しながらか細い声でこう言った。

「元気にしてるかなぁと思って」

完全に恐怖と「?」マークでいっぱいの浜ちゃんは更に「何が?」と聞き返した。
車内をじろじろ見渡しながら何かを探すように老婆は「子供達が」って言ったんだって。。。

話はここで終わりで、その後浜ちゃんも怖くなって急いで車停めて家に入ったらしいから、その老婆がなんだったのかも全くわからないままなんだけど。
これ聞いた時とにかく怖いって思ったから書きました。
だいぶ前の話だから完璧ではないかもしれないけど大体は合ってると思うんで簡便してください。