中国の都市伝説。

正直爺さんが山に芝刈りに出ると、朽ち果てたお墓を見つけた。
爺さんは、これりゃあ可愛そうだとお墓をお掃除して、お弁当用に持ってきた饅頭をお供えしてあげた。

その夜、爺さんが寝ていると、枕元にこの世のものとは思えない美しい女性が立った。
爺さんが不審に思って誰だと聞いてみると「妃(ひ)です。お墓をお掃除してくれたお礼に一晩お相手致します」と言って服を脱ぎ始め、めくるめく快楽の世界を爺さんに与えた。

去り際に、女性は、玄宗皇帝よりお爺様の方が良かったと言い残した。
どうやら女性は楊貴妃だったらしい。

その後、その話を聞きつけた隣の偏屈爺さんは、自分もそのおいしい思いをしたいと、毎日山に入って墓を探しまわった。
そしてやっと朽ちた墓を一つ見つけ、しめしめと掃除をして帰った。

その夜・・・偏屈持参の枕元に筋骨隆々の髭面の男が立った。
偏屈爺さんが恐る恐る誰だと聞いてみると「飛(ひ)だ。俺の墓を掃除してくれたお礼に一晩可愛がってやるぜ」と言って服を脱ぎ始めた。

偏屈爺さんは盛り上がる筋肉に抱かれ、アッー!な事になった。
それ以来、山で墓を見かけてもだれも掃除するものはいなくなった。

※中国でも妃(fei)と飛(fei)は同じ音です。