10年ほど前だろうか。私がまだ高校生ぐらいだった頃の話。
親に買ってもらったバウリンガルというおもちゃでよく遊んでいた。

簡単に説明すると、首輪につけた発信器から犬の鳴き声を解析し日本語に訳してくれるというもの。

自分はダックスフンドを飼っていてそいつに付けてた。
でも比較的おとなしい感じの犬で滅多に吠えない。
多分こいつ泥棒きても吠えないんじゃないかっていうレベル。

でも吠えてくれないと使えないから、あの手この手で鳴かせようとしたけど、あんまり成功しなかった。

んである日の夜8時ぐらい。
飯を食べ終わって一息つこうとしたら犬が玄関に向かって何度も吠えていた。
誰もいないんだけど、ドアに向かってずっと吠えてる。

これはチャンス!と思って早速スイッチオン!
そしたら「お前誰だよお前誰だよお前誰だよお前誰だよお前誰だよお前誰だよお前誰だよ」って出た。

外に人のいる気配もなかった。
あいつは何に向かって吠えていたんだろう。