現在高校三年生の俺は二年前の夏休みに当時小5の弟と共に召喚をしたって話。

昔から変なモノをよく見てたが、俺達の霊感はそこまで高くない。
ふっと見えるレベル。
憑依もされたことないし、相手側に気づかれることも多分ない。
でもそいつらが発する物質的な物音が普通の人より良く聞こえる。

二年前の夏休みに俺と弟はあるアニメの影響を受けて・・・召喚を決意。
家から三分ほど行ったとこにある空き地にて、深夜決行した。
はまったアニメの影響により、呼び出すものは悪魔とか精霊とか迷ってたけど、結局何も考えずに完成させた。

今考えると完全なる重度の中2・・・。

弟は円形に歯車をへたくそに描いた方陣を、俺はグリモワール系方陣でそれぞれ同じ果実贄をして、召喚してみたんだけどやっぱり何も来ない・・・。

たしか、その日はお盆習慣だった気がした。
迎え火の蜀台を持ち出して灯り代わりにしてた。
それから二人とも方陣に線を消さないでそのまま帰った。

それから・・・お盆が終わるまでの一週間が・・・やばかった。

俺の家は二階建てで、一階に大たたみの部屋・二回に洋式大部屋があり、俺達兄弟は大抵二階の大部屋(いわゆる兄弟部屋?)で眠ってた。

召喚前日は二階で寝てたんだけど、たまたま召喚終了後は一階大畳の部屋で寝てた。
すると急に二階の大部屋を意味もなく往復するような足音がしてきた。

大部屋は俺達兄弟の寝室であり、昨日まで寝ていたところ。
直感的に「あ、俺達のこと誰か探してる」って思った。

弟は号泣。
俺はとりあえず布団かぶって謎の足音に居場所さとられないように弟なだめつつ息を潜めて耐えた。
普通に気づいたら寝てたけど、それがお盆終了まで続いた。

正確に言うと送り火をするまで続いた。
一体なんだったか知らないけど、不審足音は兄弟部屋から出てくることはなく、飽きもせずに一週間徘徊し続けてた。