学生時代の話。
私が通う塾の帰り道にお地蔵さまがあった。
受験が近かった私は、ふと思い立ち合格祈願をそのお地蔵さまにした。
家に帰り母にその話をしたところ、怪訝そうな顔をして「地蔵に関わったらだめ。でも合格したらお礼だけは言うように」と何度もしつこく言われた。
理由を尋ねても教えてくれず、周りの友達に聞いてもわからない。

その後、無事高校に合格できた私は、一度だけお礼を言いに行きそれ以後お地蔵さまには関わっていない。
それから数年後、母の実家に行ったときふと、そのことを思い出しおばあちゃんに聞いてみた。
すると以下のようなことがわかった。

・お地蔵さまは土地の守り神であることが多い。
だから個人的なお願い事をするとその力がそがれてよくないことが起こる。(疫病や災害など)

・お地蔵さまはきちんと祀ることができてはじめて益をなすといわれている。
お供えや掃除、草むしり等のお世話をする覚悟がないものがむやみに手を合わせてはいけない。

・割と新しめに作られたお地蔵さまは死亡事故をきっかけに置かれたものが多い。
下手に拝むと連れて帰ってくるからだめ。

この話を聞いてから、道ばたにいるお地蔵さまが怖くてしょうがない。