中学校の頃の話なんだけど、夏休みにシャワーを浴びた後にパンツ一丁で居間にいた。

夏にシャワー浴びた後って、体が火照って汗が出てくるじゃん?
だから居間ならクーラー効いてるし、汗がある程度ひっこむまで、あぐらかいてマンガ読んでたんよ。

そしたら兄貴に指三本くらいの爪先で背中をスーッて上から下にくすぐられたから、「お~い、やめろや~!」って振り向いたら誰もいないん!!

「えっ!?」

居間を見回しても隠れる場所なんか無いし、クーラーつけてるからドアは当然閉めっぱなし。
泣きそうになりながら母親のとこ行って事情を説明したら「兄ちゃんまだ部活だからいるわけないでしょ?あんたの勘違いじゃないの?」って言われて更に怖くなった。
そうだ、兄貴は部活でいるわけないんだ、って。

それから居間に一人でいることが出来なくなったし、爪の先でスーッてやられた感触はいまだに覚えてる・・・。

この話、地味かも知れないけど、密室で背中触られて振り向いたら誰もいないってめちゃめちゃ怖いよ!!
絶対兄貴だと思ったもんなぁ・・・。

今考えるとちょうどお盆の時期だったんだよね。
そういう時期ってやっぱり色々とあるのかなぁ・・・。