俺も一回聞いただけの話しなんで、記憶曖昧なんやけど、思い出して書いてみるわ。

よく知らないんやけど、保健所って、野良犬とか増えすぎて、人に危害加える可能性あったら、捕まえたきて駆除ってことで、薬で殺したりするらしいんよ。
その駆除係?で働いてた人の話。

Aさんはその保健所の駆除係で5年くらい働いてたのだが、下の子が産まれた時あたりから、家でおかしなことが続くようになっていた。
夜中に犬の声で起こされたり、犬の足跡が床に付いてたり、風呂場に犬の毛が落ちてたり・・・。
Aさんは上の子を疑って、「犬でも拾ってきたのか?」と問いただしたが、上の子は拾ってないと言う。

そんな日が暫く続いたある日、Aさんが、朝起きると下の子に無数の噛み傷が付いていた。
さすがにAさんも、気味悪く思い、犬のこともあった為、上の子に、いつにも増して強く問いただした。
すると上の子は泣きながら、犬も拾ってないし、下の子の噛み傷も知らないと言う。
それでもその下の子の噛み跡が続くため、Aさんは上の子のタチの悪い悪戯だと思い、証拠を撮ってやろうと下の子の寝ている部屋にカメラを仕掛けた。

そして次の朝起きてみると、案の定下の子には噛み傷残っていて、すぐに上の子を呼びカメラに映ったビデオを見せ、その場で叱ってやろうと思った。

しかし、ビデオを再生してAさんは愕然とした。
暗がりの中、下の子に噛み付いていたのは、まぎれも無くAさん本人だったのだ。

以上が俺の知ってる話です。