知り合いから聞いた話です。

彼女の弟は霊感が強いらしく、小さい頃からよく「そこで男の人が見てる」と泣き出すようなことがあったそうです。
そんな話を聞いた叔父さんが、「そんな奴叔父さんがみーんな連れていっちゃうから安心しろ!」と笑いながら言いました。
そして叔父さんが帰るとき、弟は窓から帰っていく叔父さんをずっと見ていたそうです。

後から彼女の弟に「何か見えてたの?」と聞くと、「叔父さんが歩いてる先に髪の長い女が立っていて、髪をクシでとかしながらずっと叔父さんを笑いながら見てた。叔父さんがその女の横を通り過ぎても、女は叔父さんの後姿をずっと見てたよ。叔父さんの後ろにはズラーって行列ができてて、本当にみんな叔父さんの後ろについていってた。」と。

その叔父さんは、それからしばらくして体調を壊しがちになり入院したそうです。
その知らせの電話がかかってきた時、弟はうつむいてすぐ部屋に行ってしまい、それから弟はもう自分が見えることを家族にも話さなくなったと言っていました。