学生時代バイトしてたカラオケボックスの話。

そこは客が帰った後掃除してると”出る”って噂があった・・・。
8階建てのビルで1階がカラオケの受付レジやドリンク作ったりする場所。
2階が使われてなくて、3階が中華料理屋、4~8階がカラオケルームって変な作り。
1階からエレベーター使って4~8階の部屋まで客を案内したり、ドリンク運んだりしてた。

店長曰く、その使われていない2階が以前は学習塾で、そこの生徒が自殺したって話を聞いた事がある、と。

なんか嘘くせーwと全く信じてなかった。

そんなある日、客が帰って閉店した後、1階で自分ともう一人は売り上げ計算、一人は4階のモップ掃除をしていた。

各部屋についてるコールが4階の部屋から鳴ったので、掃除してる奴が何か用かな?と思って自分が取って「どうした?」って言う、何故かずっと無言・・・。
するともう一人がビックリした顔でモニターを指すので見てみると、防犯カメラに廊下を一生懸命モップ掃除してるバイト君の姿・・・。

えっ?なんで部屋からコールが?誰が?

二人で軽くパニック。
モップ担当のいたずらか?
でもコールのあった部屋からモップの距離はかなり遠い・・・。

ええい!自分が行って確かめてくる!とエレベーターで4階へ。

4階に着いてモップ君に聞くと知らないと言う・・・。

二人で怖がりながらもコールのあった部屋を確認するが異常なし。

故障かね?って話になって一安心して、じゃあ1階戻るわ~掃除頑張って~って一人でエレベーターに乗った。

しかし、ドアを閉めて1階ボタンを押そうとすると、勝手にエレベーターが動き出す。
あれっ?と思って階数ボタンを見ると2階のボタンが点いてる・・・。

押してないよ!
2階なんて押してないよ!

そうビビリまくりながら1階ボタンを連打するも何故か点灯しない。
もう恐怖のあまりパニックで「助けてえええええ」って叫びまくり、ボタン押しまくり。
でも2階以外のボタンが反応しない。

2階に着いてドアが開く瞬間、耳塞いで、目閉じて床にうずくまる。
しばし恐怖に耐え、恐る恐る目を開けて見ると、エレベーターのドアが開いた目の前はベニア板で覆われて完全に塞がれてる・・・。
ドアが閉じた瞬間に今度は4階のボタンを押し4階へ。

4階にいたモップ君に涙目で事情を話す。
今度は二人でエレベーターに乗って1階ボタンを押すとちゃんと1階へ。

その後、3人で逃げるように家に帰った。

自分はどうしてもバイト辞められなかったので続けたけど、一人でエレベーターに乗れなくなった。