幽霊じゃなくて人間の話。

夜の10時過ぎた頃にお腹空いて、歩いてコンビニが地味に遠くて面倒だったから電車乗って一駅隣のイオンに行ったんだけど、お菓子売り場でお金持ちそうな身なりした黒人にカタコトの日本語で声かけられた。

最初すれ違った時、ぎょろっとした目ですごく見られてるのを感じて嫌だな~って思ってた。
だけどその時は何もなくて、そのまま歩いて隣の棚の方に行ったら“その”黒人がいてうわ~って思いながら再度すれ違う時に「アノースミマセン」って声をかけられた。

話を聞くと何でもこの辺りのお寺とか神社に興味があるらしく、24時間入れるから行きたい。
それでガイドブックが欲しいけどイオンの本屋は閉まってるから道を教えてくれ~みたいなので、最低限日本語喋れるみたいだしジョークも言えるし優しそうだし・・・ってアホな自分は「道教えたら1000円くらいくれそうだしなぁ」みたいな感じでOKしたわけ。

で、その場で教えるつもりでスマホ使ってググってたりしたら「オカイモノオワッテカラデイイデスココデマッテル」って先にレジ行かされて、済ましたら「ジャアイキマショウ」って出口の方に連れていかれたんだけど、さすがに自分が案内するの!?って思ってひとまず「サービスカウンターなら地図あるかもしれませんよ」って言ってみたんだけど即「モウキイタ」と、なんとなく急かしてるみたいな感じでした。

とにかく私を早く外に出したいみたいな雰囲気・・・。
行っちゃダメな感じがしてそこで「ごめんなさい、家で待ってる人がいるし時間ないから!」って断ったら意外とあっさり「アァソウデスカ」って言われたんだけど、今までの優しい物腰とか雰囲気とか全然そこになくて、そのまま黒人は顔も合わせずに一人で行っちゃった。

後々考えたら、道を聞きたい人間がイオンのお菓子売り場でたむろする筈がないし、人なんて自分以外にもいっぱいいたし、最後の方すんごく急いて最終的に一人で行っちゃったし・・・。
あのままついて行ってたらもしかして酷いことになっていたのでは・・・ってなって身震いした。

伊勢神宮の御守りと鈴虫寺の御守り、御先祖様と守護霊に感謝。
皆も夜中に出歩く時はたとえお店の中でも気をつけてね。
ちなみに場所は名古屋の右の方です。