5年位前の話になりますが、以前住んでたアパートの出来事を。

当時仕事の関係で急遽引っ越す事になり、子供も生まれたばかりで、急いでファミリーが住むアパートを借りました。
アパートは2階建てで3世帯ずつに分けられていました。
かなり家賃は高かったのですが、すぐに入れて且つ角部屋だったのですぐに決めて引っ越し。

引っ越しの荷物を運んでいると、隣の部屋から男の子が出て来て挨拶してくれました。
その後、引っ越しも終わりお隣さんなどにご挨拶。
「全部屋ファミリーで、子供が騒いでも気にしないでね~」なんて言ってくれて、ここに決めて良かったと思いました。

そしてそのアパートで一年位暮らしたある夜から異変が起きました。
お隣さんの部屋から毎夜毎夜大音量で、ウルトラマンのテーマソングや仮面ライダーのテーマソングが聞こえて来るのです。
お隣さんの子供が男の子だったのを思い出し、寝つきが悪いから見せてるのだなと思いました。

しかし大音量は二週間位毎晩続いたある日・・・大声で「ライダーキック」と叫ぶ大人の声。
流石に夜中騒ぎ過ぎだと思い抗議に行くと、インターフォンの受話器が外れているのか中から「ライダーキック」の連呼が。

話にならないので、恥ずかしながら警察に電話。
ちんぷんかんぷんなやり取りでしたが、騒音苦情と言う事で対応して貰いました。
対応した警察官の方が帰りに寄ってくれて、対応した旨を伝えてくれました。

ただ引っかかる事が・・・。
「旦那さん特撮マニアらしくて」としか説明してくれませんでした。

それから三日後位にお隣さんは引っ越しました。

それから一年位経ち契約更新の時不動産屋さんに行った時、困った事はないか聞かれました。
そこでこの時の事を話すと、不動産屋さんは怪訝な顔をして一言・・・。

不動産屋:「いやあの夫婦、お子さんは居ないですよ」

つまり、引越し初日に挨拶に来た隣の家の男の子は、そもそも存在していなかったってこと?
実はその隣の夫婦は子供がいないんじゃなくて、子供を亡くしていて旦那さんが亡くなった子供と毎夜遊んであげてた、とか・・・。