『大久保清事件』(1971・群馬県)
ベレー帽姿で「モデルになりませんか」と語り、8人の女性を残虐な手口で殺した大久保清は、7月13日に2人の殺害現場と死体遺棄現場を自供した。
大久保の身柄は、前橋署から長野県の松井田警察署に移送された。

大久保「昨日は眠れなかった。殺した女の亡霊が夢枕に立つんだ。『早く出して』と言うんだよ」

1時間おきに取り調べ官に泣きついた。
供述書によると大久保は、被害者の幽霊を見て悩まされただけではなく、幽霊に恨み事を言われていた。
毒牙にかけた女性の中で、この子のことを自供しようと思うと、別の女性の幽霊が、夜な夜な「私の方が先・・・私をどうしてくれるの」と怖い顔で睨み付け、大久保が怯えると、「もっと苦しめ」と呪いをかけたと言う。

留置場の外でも幽霊話は展開された。
前橋市内の公園で、深夜にカップルが車を止めていた。
すると髪の長い女が窓に顔を押し付けて、顔面蒼白で唇が振るえ、何かを訴えようとするが言葉にはならず、消えたという。
この女性は、大久保が殺した7番目の女性らしい。

また、高崎市にある造成用地には、4人の女性の遺体が埋められていたが、不思議なことに、遺体発見以前から、幽霊騒ぎが起こっていた。

『白いミニスカート姿の女性が、不意に現れ足音をさせずに移動する』

この噂は多くに広まり、野次馬まで出る騒動。
やがてこの団地は、八幡霊園をもじって第2八幡霊園と言われた。

幽霊とかを信じない方も、人の道をはずした人には見えるのかも・・・。

<まだまだあった!霊に悩まされた殺人犯>

『小牧バラバラ事件』(1978~1979)
品川のアパートで、クラブ支配人がホステスを殺害。
遺体を切断して押入れに隠したが、被害者の顔が宙に浮くのを見ておびえて、別のアパートに引っ越しをしたが霊も付いてきた。
最終的には、愛知県小牧市の高速道路下に破棄したのを切っ掛けに逮捕された。

『津久井女店員殺人』(1978~1982)
神奈川県藤野町の山林で、女性の死体が見つかった。
手がかりが無く迷宮入りだったが、4年後に別件で逮捕された男が幽霊に悩んでいることを告白、犯行を自供した。