アメリカで1999年ごろ話題になった都市伝説。

当時、カナダ・オンタリオ州の「カレドン・ローカル21」というテレビ局で「ミスターベアーの地下室」という番組が放映されていたそうなのだが、この番組は薄暗い地下室で巨大で不気味な熊が子供を招いて一緒に遊んだり会話したりする内容だったそうだ。

しかし、熊が監獄のような不気味な地下室にいることや時折、子どもたちに暴言を吐くなどしていたという、とても子供向けとは思えない内容。
なぜこんな内容の番組を放映したのかは謎である。

そして、「ミスターベアーの地下室」の謎を深めたのは、この番組を実際に「テレビで観た」という人があまりにも少ないこと。

通常全国ネットで放映されていればいくら視聴率が悪くとも数万人が観ているはずであるが、「ミスターベアーの地下室」に関してはほとんど視聴者がいなかったことになる。

さらに「ミスターベアーの地下室」の後番組、「ボビー」も不気味な内容で「大人の手」と「子供の手」だけが出てくる番組だったそうだが、ある時、「大人の手」がハサミの危険性を伝えるため、子供の手を八つ裂きにするという内容が放映されたそうだ。
さすがにやりすぎだ。

「ミスターベアーの地下室」や「ボビー」は本当に放映されていたのだろうか。
そして放映していたとすれば何を目的に不気味だったりグロテスクな内容を放映したのだろうか。