三か月ほど前の話です。

当時、デリヘルにハマっておりまして、社会人で彼女のいない私は、休日前の夜にデリヘル嬢を自宅に呼ぶのが楽しみの1つでした。

その日はとても寒い日でした。

いつものように会社が終わり自宅へ戻ると私は早速、ネットで調べてデリヘル嬢を呼ぶことにしました。

私が予約したのは20歳の若い子で早紀という名前の女の子でした。
プロフィールの写真が結構タイプだったのと、ブログの書き方が可愛らしかったので気にいりました。
予約の電話を入れてから1時間ほどで自宅に。

普通はプロフィールの写真は結構嘘っぽくって写真とは違い不細工な子が来るパターンが多かったのですが、今回自宅に来た早紀という女の子は髪がショートで顔が丸く、可愛い妹タイプの女の子で正直驚きました。
声も可愛らしくて、私は最高に興奮しました。

私は時間がもったいないと思い、シャワーは壊れていると嘘を言い早速、ベッドに連れ込みました。
あまりに可愛い子だったのでベッドに座る早紀の姿を携帯で撮りました。
そして、早速エッチを開始しました。

早紀:「やん、お客様のエッチ」

・・・と行為中に交わす会話もより興奮を覚えました。
早紀のあえぎ声もエロくてデリヘル嬢を呼んでここまで興奮したのは初めてでした。
そして、行為が終わり、2人で添い寝していると早紀が変なことを尋ねて来ました。

早紀:「ねえ、お客さん。手を切断したことあります?」

私:「へ?何言い出すの急に?」

早紀:「じゃあ、足を切断したことあります?」

私:「君の言っている意味が分からん」

早紀:「ふふふ、そうだよね。お客さんそろそろあたし行くね」

そう言うと服を着替えて、帰る準備を始めた。
私は早紀に携帯のアドレスを聞こうと声を掛けると

早紀:「大丈夫だよ。お客さんとまた会えるし」

私:「へ?」

早紀:「今度はお客さんがあたしの所へ来る番だよ。ふふふ」

私:「会いに行くって君の自宅へ?」

早紀:「うん、そうだよ」

私:「住所分からないのに行けないよ」

早紀:「大丈夫、大丈夫、あたしを信じて」

意味が分かりませんでした・・・。
この子は変わり者というか、メンヘラに見えました。
そして、早紀が帰って30分くらいしてからです。

「ピンポーン」とインターホンが鳴りました。

誰か、客が来た!と思い、ドアを開けると華奢なネックレスに厚化粧の30代に見える小太りの女性が立っていました。
私を見るなり、その女性はうっとうしいほどの甲高い声で「遅くなってすみませーん。早紀でーす。よろしくね」と・・・。

私:「あの~すみませんが、早紀さんはさっき来られましたよ?」

小太りの女性:「え?失礼ですけど、別のお店で早紀という女性を予約されたのではないでしょうか?」

私:「いえ、あなたの店以外では指名なんてしてませんよ?」

小太りの女性:「おかしいなぁ~お客さんが指名したの私ですし、私以外に早紀という名前の女の子はいませんし、昔はいましたけどね・・・まさかね」

私:「昔いた早紀さんが来たのではないでしょうか?」

小太りの女性:「すみませんがその子の特徴を説明して頂けませんか?」

私が容姿を説明すると、その女性は真っ青な顔・・・。

小太りの女性:「前に店長から聞いた話しなんですが、以前勤めていた早紀さんは突然行方不明になったそうで連絡が取れなくなったとか・・・でね。その子、店長にお客様の1人にストーカー行為をされてるって相談したらしいのよ。その子が行方不明になったのはもしかして、殺されてどこかに埋められているんじゃないかって、ちょっとした噂になっているのよ」

私は心臓が止まる思いがしました。

私:「ちょ、ちょっと冗談やめてよ。怖いですよ」

小太りの女性:「私もあなたの話しを聞いて背筋がぞっとする思いがしたわ」

その後、キャンセルした私はあることに気づきました。
・・・そういえば、最初に来た早紀って名前の女性に料金を支払ってはいなかった。
私もすっかり気付かなかったけど、これは一体・・・。

携帯であの子の画像を撮ったことに気付いた私はベッドまで急いで走りました。
そして、画像を確認すると「うあ!!」と、あまりの恐怖に携帯を壁に投げつけました。

携帯の液晶画面に写っていた早紀の画像は、顔が異様に歪んで、顔の肌が真っ白で目が真っ赤。
口から血のような赤い涎を垂れ流しながら、不気味な笑みを浮かべていました。

それから、私はデリヘルを利用するのを止めました。

しかし、私は完全に呪われていました。
それから、一か月後、体調不良のため病院で検査入院。
そして、両親同席の元で癌で余命1年と宣告されました。

早紀がまた会えると言った意味が分かった気がします。

デリヘルを利用される際は早紀というデリヘル嬢に気を付けてください。
いえ、名前を変えて現れるかも知れません。

私は早紀がこの世の人間ではないと確信しております。
長々とすみませんでした。

残りの人生楽しもうと思います。