大学って授業によって教室を移動したりするじゃない?
席も高校みたいに、決められてるわけじゃないし、とりわけ、人数の多い俺の大学では大教室での授業も少なくない。
これは、そんな大教室で起こったらある事件の話だ・・・。

いつものように、適当に真ん中らへんの席をキープした俺は机に落書きがされてるのに気付いた。
オタクっぽい女の子の絵?萌え?とでもいうかなとにかく、ああいう系のオタクっぽいアニメ絵のキャラクターがよくわからんけど、キメ台詞みたいなのを決めてる落書きが鉛筆でされてたんだ。

なんか、生理的に不愉快になった俺はキャラクターの顔面部分をキモブサに改変してせりふ部分を「トイレに駆け込んだけど、パンツ下ろすの忘れてうんこがついた」に書き換えてやったんだ。

その授業は終わって後日、別の授業で同じ教室を使う機会があったんだ。
そして、偶然にもその机に座ったんだよ。
すると、俺が改変した落書きには赤ペンのようなものでこう書き加えられていた。

「○○ちゃん(キャラの名前か?)を汚したしたやつは殺す」
「落書きしたやつ出て来い」

・・・などと、自分も落書きしてることは棚に上げて調子に乗ったメッセージが書き込まれていた。

俺は、再度落書きを加えて相手を挑発しようとしたが、ふと、これを書いたやつが見てるようなきがして机に書き込もうとしたシャーペンをノートのほうに移して意味もなくAからZまでのスペルを筆記体で書いた。
そして、わからないように回りを確認してみた。

すると、明らかにこちらをじっとにらんでるオタっぽいメガネデブがいた。
目つきが鋭い・・・。
俺はその時間、落書きを加えるのを断念した。

次の日、また同じ教室で授業があったんだが、オタ男は昨日と同じ席で相変わらず落書きされている机をにらんでいた。

その日は女の子が座っていた。
俺の大学は同じ教室だからって同じ授業をしているわけじゃない。
確認したわけじゃないが、もしかしたら奴はその教室で行われるすべての授業にもぐりこんで、机を監視しているのかもしれない。

馬鹿馬鹿しいかもしれないが俺はそういう気がした。