あるアメリカ人夫婦が国境にあるメキシコの町で観光を楽しんでいた。

観光を終えて、さて帰ろうかというところで、婦人の足元に小さな犬がすり寄ってきた。

「まあ可愛らしい!メキシコではチワワが野良犬として居るなんて!!」

一目ぼれした夫人は、野良チワワをアメリカにこっそり連れて帰ることに。

数日後、メキシコから連れて来たペットの様子がおかしいことに気が付く。
いつもひどい目ヤニに出ていて、毛並みがバサバサして汚らしいのだ。

何かの病気に掛かったと判断した夫人は、ペットを獣医に診せることにした。

毛布に包んで獣医の元に連れ行くと、「この子をどこで手に入れました?」と怪訝な顔つきで婦人に質問する。

国境の町から勝手に連れて来たとは言えないので、婦人は『近所のペットショップで買った』と獣医に告げた。

獣医は「嘘をつかないでください、これは犬なんかではなく、病原菌を撒き散らすドブネズミですよ」と。