昔読んだ少女漫画。
うろ覚えな上、既出かもしれませんが。

主人公は中学生の女の子、友人も多く部活では憧れの先輩もいて楽しく過ごしていた。
そんな主人公にはずっと入院生活を送っている、詩を書くことが趣味の親友がいる。
主人公は親友に会える時間を楽しみにしており、学校帰りには病院へ毎日通っていた。

ある時主人公は親友から自作の詩を見せてもらうと、「すごいじゃん!応募してみたら賞をとれるかもよ!」と思わず言ってしまうほどの出来。

その夜、主人公は憧れの先輩に少しでも振り向いてほしくて、親友から見せてもらった詩をそのままパクって、次の日学校で皆に見せびらかしてしまう。
少し親友に対して罪悪感はあったものの、これくらい良いよねって感じの軽い気持ちで・・・。
思った通り先輩は「こんな素晴らしい詩を書けるなんて!」と主人公をべた褒め。

しかし数日後、主人公に詩を誉められて嬉しかった親友は詩をコンクールに応募、見事に賞をとる。
それがなんと新聞に載ってしまい、主人公の友人達は「親友に詩をパクられたんじゃない?許せない!」と激怒。
本当のことを言い出せない主人公は焦ってしまいその場から逃げてしまう。

友人達は親友の入院先の病院へ突入。

「本当のことを言いなさい!あなたが主人公の詩をパクったんでしょ!」

親友はすべての状況を把握、本当のことは言わずにただ「うん、ごめんね。賞は取り消してもらう」と。

場面が変わって学校近くの池では、主人公が入水自殺をしていた。