飛行機の預け入れ荷物は「生肉は預かれるが、死んだペットは預かれない」という規定があるが・・・昔はなかった。
今日はそんな空港のルールにまつわる都市伝説を紹介しよう。

その日、とある南国のリゾートにある空港での話。ある老婦人が預け入れ荷物として、ペットの犬が入ったケージを預け入れた。
到着ロビーで職員がケージの犬を見ると、犬はぐったりしていた。

『これはクレームになるぞ!』そう思った職員は青ざめたが、ピクリと犬が動いたのがわかった。

まだ犬は生きている!

職員は犬をすぐさまケージから出すと、かろうじて犬の小さな心臓はまだ弱く脈打っていた。
職員は犬に心臓マッサージを施し、その結果、10分程度で犬は息を吹き返した!

騒動に気がついた犬の飼い主の老婦人が駆け寄ってくる。

「なんてことなの!」

老婦人は叫んだ。

職員はすかさず、「申し訳ございません・・・!しかし、わんちゃんは今元気になりました!」と切り返した。

「死んだ犬の供養をするために、南国まできたのに生き返えるなんて!」

その一件があってから“死んだペット”は預け入れ荷物にはできないというルールが加わったそうだ。