ほんのり怖いというかは基本笑い話なんだが・・・。

俺は全身障碍者で(見た目は健常者だが)症状のうちの一つに呼吸困難だった時期の苦しみから発生したパニック障害を持っている。
今でもほんの少しでも呼吸を妨げるものがあるとパニック症状が出るので服をゆるゆるのものでなおかつ、足が短いのでと選択した結果和装になった。

頭にも出来ものが多発したので薬塗るのにスキンヘッドに・・・。
結果としてスキンヘッドに作務衣、羽織、足袋に雪駄という・・・どこからみてもお坊さんの出来上がり。
まぁ俺も案外気に入ってそれで都心までうろつくぐらいその格好が日常化していたんだ。

で俺はアパート暮らしなんだが、一年ほどまで二軒隣のおばちゃんが今まで話したことないのにいきなり話しかけてきた。

おばちゃん:「読経していただけませんか?」

俺:「はい?」

おばちゃん:「○○○(←近所にある全国での有数の寺)の方ですよね?」

俺:「いえ違いますけど」

おばちゃん:「とにかくお願いします」

俺:「いや俺坊主じゃないし」

でもおばちゃん引き下がらない。
しかもなんか夜中にいる気配がするとオカルトの世界へ。

まぁ逆にそっちのほうが面白そうだとついていった俺も俺だが、部屋に入ると(つっても1Kアパートなんだが)盛り塩と○○○の御札が5枚貼ってある。

おいおい、本気だよ・・・。
でもここ築二年でまだ誰も死んでないはずだぞ。

仕方ないのでおばちゃんを台所に出してドアを閉めてスマホでyoutubeの般若心経を大音量で流した。

俺:「これでよろしいでしょうか?」

おばちゃん:「はいありがとうございます」

その後は特に何もないがそんなおばちゃんが二軒隣なのが怖い。