怖い話って訳じゃないけど、ある事をきっかけに思い出した話。

高校の頃に友人達と四人で遊んでた時に三回ぐらい、死亡事故が起きた場所を通りかかった。
別に肝試ししようとしたりした訳じゃ無くて普通に通りかかっただけ。
ていうか別に心霊スポットとかじゃなかったし、何より昼だったしね。

しゃべりりながら歩いてたら一番先頭を歩いてた友人が振り返った時にいきなり立ち止まったんだよね。
何かあったのか聞いたら「勘違いだ」と思うと言ったんだけど、なんとなく気になって追求してみると俺と右隣にいた友人の影が重なった辺りから有り得ない程長く伸びてて、丁度事故のあった場所の近くで青い光?湯気?みたいなもんを喰ってるように見えたらしい。

当時は四人とも幽霊なんて信じてなかったし、そのまま笑い飛ばしてすぐに忘れちゃったんだけど、最近になってオカルトに詳しい友人に何気なく話したら、なんていうか呪いの1種みたいなもんかも知れないとの事・・・。

怨念、容れ物、触媒?が呪術には重要らしく怨念は恨みそのもの。
容れ物は怨念が外に漏れないようにするもの、触媒は呪いの効果を決定するモノとかなんとか・・・。

で、今回の話に関係するのは容れ物で、何を容れ物にするかで、内包出来る怨念の量(呪いの強さ)が変わるらしい、物理的な大きさはあまり関係ないとのこと。

実は人間の肉体はかなりの量の怨念を内包出来るらしいが、生きたままの人間だと怨念に魂が侵食されて気がふれてしまい、死体を使った所ですぐに腐って容れ物の役割を成さなくなってしまうから容れ物には向いていないらしい。

だけど人間の影は話が別らしく、人間の肉体と同じだけ怨念を内包出来、その人が生きている限り容れ物として壊れないらしい。
ただ人間は魂が存在する肉体の方が怨念を引き寄せやすく、影に怨念を込めるにはそれなりの準備が必要とかなんとか・・・。

情報が少なすぎてよくわからんとか言ってたが、もし、影を容れ物とした呪術ならかなりヤバい呪術かも知れないとの事。

まあ自分も自分と影の重なってた友人も今までに特に不幸があったわけでもないし、自分の出身の田舎も変な風習とかが残ってる訳でもない。

何より自分は今まで心霊体験とか全くした事が無いから、目撃した友人の勘違いだと思うんだけどね。