偶然だと思うけどちょっと怖かったのでカキコ。
前振りが長くなるが許してくれ。

うちの親父は俺が高校生の頃に他界している。
末期のガンで、発見された頃には余命半年も無かった。

一応先生も手を尽くしてくれたんだが、結局俺たち姉弟がカーチャンから親父の死を宣告されたと聞いた2週間後に他界。
その間、まだ学生だった俺と弟も、既に社会人だった姉貴もそれぞれ学校や会社を時々休んでは病院に顔を出していた。

日々衰弱していく親父を見るのは心が痛んだが、せめて最期を看取ってやるくらいはしようというカーチャンの想いだ。
もう言葉も発せなくなっていた親父。
勿論シャワーなんか浴びられないし、排泄も看護師さんに任せていた。(要はおしめに垂れ流し)
だからなのか、病室にはいつも独特な匂いが漂っていた。

つっても、死を目前にした親父や家族、親族なんかの前で「変なにおいする」なんて言える筈も無い。
みんなも同じことを思って我慢しているんだと思って結局今日まで誰にも言えずにいた。

それから1週間前後で親父は死んでしまった。
ここまでが前振り。

こっからが本題。
そしてつい先日のこと。
早いもので、もう親父の七回忌。
父方は勿論、普段会わない母方の親族も集まっていた・・・んだが、爺様がもう年の所為かボケちまってる。
飯もほとんど食えねえし目も耳もガタが来てる。
同じ話を何度もするし、そのくせ頭はより固くなっていて、伯父や伯母が付き添ってやらないと何をするかわかったもんじゃあない。

食事の時も、爺様の隣には伯母が座ってずっと面倒を見てくれていた。
俺はその伯母さんの隣に座っていたんだが、そこであることに気付いた。

親父の病室で嗅いだのと同じにおいがしたんだ・・・。

オカ板のスレを時折読んでいる俺は内心厨二心が疼き、「まさか・・・・・・これが死を予知する能力だとでも言うのか・・・・・・!?」なんてふざけつつ(流石に声には出してないが)、爺様も親父同様シャワーや排泄が間に合っていないのだろうと自己解決した。

翌日、我が家に電話がかかってきた。
俺の隣に座っていた伯母さんの親族が亡くなったそうだ。

確かに「死を予知する能力」なんて考えたが、あくまで冗談だったので本当に死者が出るとは思いもしなかった。

それも翌日とは・・・。

書き出してみると予想以上に怖くなかったけど、自分的にちょっと怖いことでした。