学生時代に地元で有名な坪野鉱泉という心霊スポットへ行こういうことになって、男女四人で行くことになりました。
坪野鉱泉は、昔旅館だった場所で富山県魚津市の山奥にあるんですが、オーナーが自殺したとか、女性二人が行方不明になったことから「神隠しホテル」とも呼ばれているなど、色んな噂があるところです。
私達は、面白半分で坪野鉱泉へ車で向かいました。
着くと、そこは夏だというのに肌寒くジャケットを羽織るくらいでした。
建物は昔の面影はなく、壁にカラースプレーで落書きされていたり、周辺は伸び放題の草で囲まれていました。
そこを、私達は掻き分けて旅館の入り口へと進みました。
当然、正門は鍵が掛かっていて入れなかったので、壁に空いた人が一人通れるくらいの穴から中へ入り込みました。
中は、薄暗く携帯のライトでようやく顔が確認できるくらいでした。
上を見ると天井が今にも落ちてきそうなくらい老朽化が進んでいて、ある意味幽霊よりも耐震の方が怖く感じました。
しかし、やはり若い私達は“幽霊が見たい”と思ったのです。
その後、客室へと繋がる階段を見つけて上の階へと進みました。
階段は埃っぽく、手すりがその役目を果たしていません。
客室の中は、コンクリートが剥き出しのお風呂場と湿っぽい畳がありました。
私達は、そこでふざけあい「誰かいますか~?」などと叫んでいました。
すると、「ちゃぷん・・・」と水溜りを誰かが踏んだ音がしました。
ここずっと雨も降っていないし、水溜りが出来るのだろうか?と何だか怖くなって私達は、階段を降りて外に止めてあった車に乗り込みました。
すると、ドンドンドンドンッ!!!と車を外から叩く音がして、私達は逃げるようにその場を去りました。
中は、薄暗く携帯のライトでようやく顔が確認できるくらいでした。
上を見ると天井が今にも落ちてきそうなくらい老朽化が進んでいて、ある意味幽霊よりも耐震の方が怖く感じました。
しかし、やはり若い私達は“幽霊が見たい”と思ったのです。
その後、客室へと繋がる階段を見つけて上の階へと進みました。
階段は埃っぽく、手すりがその役目を果たしていません。
客室の中は、コンクリートが剥き出しのお風呂場と湿っぽい畳がありました。
私達は、そこでふざけあい「誰かいますか~?」などと叫んでいました。
すると、「ちゃぷん・・・」と水溜りを誰かが踏んだ音がしました。
ここずっと雨も降っていないし、水溜りが出来るのだろうか?と何だか怖くなって私達は、階段を降りて外に止めてあった車に乗り込みました。
すると、ドンドンドンドンッ!!!と車を外から叩く音がして、私達は逃げるようにその場を去りました。
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