これは実際に体験した実話。

東京の地下鉄N線って電車に乗った時の話。

バイト行くのによく使ってて、家はそのN線の終点にある。
その日も普通にバイト終わって家路に着いた。

N線ってほとんど折り返し運転はしないから、終点に着くと、とりあえず全員降ろされるのね。
しかも乗り換えがホームの反対側の電車に乗れば良いだけっていう利便性もあいまっていつもホームは混んでる状態。
俺は別に乗り換えするわけじゃないんで、改札に行く為、混み合ったホームでエスカレーターに乗る列に並んでた。

並びながらLINEの返信しちゃおうと思って、スマホいじりながら並んでたんだけど、携帯の画面の向こうにすぐ前に並んでる人の足が見えた。

普通、女子高生でもない限り前の人の足なんて気にならないよね(笑)
でも、何で気になったかっていうと黄色のレギンスを履いていて、その上靴まで黄色の靴を履いててかなり目立つな~と思ったからなんだよね。

どんな女子だろと無性に気になり、視線をそのまま上げていったらとんでもないことに・・・。

レギンスと靴だけじゃなく全身真っ黄色だった。

着ているTシャツはもちろん、髪の毛、首、手、爪・・・まさに全身黄色。
そこで気付いた・・・黄色いレギンスを履いてるんじゃなくて、素足が黄色かったからレギンスと間違えたんだと。
しかも、ただの黄色じゃなく原色のような真っ黄色だった。

うわっと思った!!

何でか分からないけど、もの凄く見ちゃいけないものを見た気がしたして、見るのが物凄く嫌に感じた。
その瞬間、またしてもあり得ないことが起こった。

ソイツが体を動かさず頭だけ180度回転させて俺を見てきた。
もちろん、顔も真っ黄色(白目は黄色だったが、黒目は黒いままだったのは覚えてる)。

うっ!っと思わず声に出すと、ソイツはニヤニヤ笑いながらまた頭を戻し、エスカレーターを登って行った。

俺は急いで後ろを振り向き「今の見ましたか!?」と言おうとしたけど、後ろに並んでた人は何も見ていないようで変な顔をされた。

ソイツがエスカレーターを登っていく際も、隣を頭の先から爪先まで黒目以外全て黄色い人間が通りすぎているというのに、他の皆は全く気付いてないようだった。

あれは一体何だったんだろう。