四つ葉のクローバーは幸福のシンボルと思われているが、本来は人の幸せを奪うものである。

四つ葉のクローバーは、「希望」「信仰」「愛情」の印である三つ葉に「幸福」が加わったものとされ、お祝いことなどのプレゼントや、メッセージカードなどのモチーフとしても使われる。

幸福の象徴として、お守り代わりにもされる四つ葉のクローバー。

見つけると幸せになれる。
持っていると幸せになれる。

・・・そう聞いて、子どものころに、草むらに入り、探した人も多いだろう。

この話は、実は黒魔術から来ている。

黒魔術での、四つ葉のクローバーの意味は、「お前の幸せを奪い不幸にし、その代わりに私が幸せになる」というもの。
誰かに四つ葉のクローバーを見せ、その相手を不幸にする代わりに、その相手の分まで自分が幸せになるための黒魔術に使われた。

四つ葉のクローバーデザインのコサージュや、服にワンポイント入っているものなどは、周囲の人の幸せを奪ってでも、自分が幸せになりたいという欲求のあらわれである。
四つ葉を身につけている人には近寄らない方がよい。

また、贈り物としての四つ葉のクローバを贈るということは、逆の意味になり、自分が不幸になる代償として相手を幸せにするということになる。
贈られた相手は喜ぶだろうが、贈った自分は覚悟が必要である。