右利きの人は左手で、左利きの人は右手で、利き手とは逆の手で歯磨きをすると、意志向上し、怒りにくくなる。

人は無意識で多くのことを利き手で行っている。
普段使わない利き手とは逆の手でやろうとしても、まともに使うことができない。

右利きの人が左で字を書くのは難しいだろう。
歯磨きなど、簡単そうなことでさえも右手と同じようにすることはできず不自由に感じる。

作業が不自由に感じると、脳の酸素消費量が増え、脳が活性化し前頭葉が刺激される。
利き手と逆の手を使うということは、普段無意識でしていることを意識して行うことになり、これは集中力向上につながる。

トーマス・デンソン博士の研究によると、2週間、利き手とは逆の手を使うことで脳を活性化させ、自制心を司る部位が刺激を受け、怒りの感情をコントロールしやすくなり、怒りにくくなるという。