不思議系

高校時代の親友と夜の山道を走ってた時の話です。

私も彼女も冗談やギャグが好きでいつものように車の中でキャッキャッ言いあってました。
すると左前方に腰が曲がって杖をついたおばあちゃんが歩いてました。

話しながら私はアクセル少し緩めて大回りにおばあちゃんを避けるように運転。
その山道(民家は麓にあるだけ)で夜中に人とすれ違う事自体ないのに、杖をついたおばあちゃんがいたので、ちょっと怖くなって一分くらい考えていました。
友達も静かになってたので、同じ事考えてるのかなぁと思って「なんでこんな夜中におばあちゃん歩いてんだろうね」と聞いてみました。

友達:「え?おばあちゃんって?」

私:「だからさっき左側をすれ違ったおばあちゃんだよ」

友達:「いなかったよ?冗談言わないでよ」

その後「見た」「見てない」の話になって、ちょっとしたケンカみたいに。
友達は「ずっと前を見てた」って言うんですよ。
黙った理由を聞いたら、私が黙ったからだって。

なんかお互い本気モードで怒り出して、「じゃあ引き返そうよ!」って結論になったんだけど、Uターン場所が近くの斎場しかなかったんです。
麓近くまで行ったら引き返せるけど、おばあちゃんがいるかどうか・・・。
というよりお互い、いても怖いし、いなくても怖いから、やっぱりやめる事にしました。

確実におばあちゃんはいたので、ただ友達が見過ごしただけだと思います。