友達の話なんだけど、高校の時にサーフボードで太股を打ってしまい、やっとの思いで陸に上がったところ、左の太股の神経と筋肉がぱっくり切れて骨がのぞいていたいたそうです。

当然ながらものすごい大量の血が流れ、脂肪のようなものがぽたぽたと落ちます。
必死で這いながら仲間のところまで辿りつき、救急車を呼んでもらいました。

近くにいた仲間が救急車を呼びに行き、彼はその場に取り残されました。

朦朧とする中・・・ふと、後方に感じる視線。
見ると、野犬がこちらをうかがいながら、何かを貪るように食べています。
よく見るとなんだか肉のようなもの・・・。

そのモノが何かをハッキリ確認することが出来たと同時に、彼は戦慄しました。

そうです・・・。
そこまで這ってくるあいだにぽたぽた落ちていた肉、それは「彼の肉」でした。

俺の肉を野犬が食っている・・・!!!

恐怖をこらえながら体を起こすと、その野犬は顔を上げ、転々と落ちる
肉片のあとを辿りながら彼の方へトコトコと・・・。

彼は直感で「食われる!!!」と感じ、やみくもに叫びながら腕を振り回していたら仲間が間一髪で帰ってきて、犬を追い払ってくれたそうです。

千葉の海での話なんですけど、当時その辺はとても野犬が多かったそうで、子供が噛まれるといったことも多発していたようです。

文章が下手ですみません。
リアルに伝わらなかったかも。