高校の頃、友達が家に幽霊が出て怖くて寝れないから泊まり来てくれって頼まれて泊まり行った。

それで夜寝てたら金縛りにあって、目の前を血だらけでオカッパ頭の女の子の生首が縦横無尽に飛んでた。
動けないから眼球だけ動かして隣で寝てる友達確認したらブルブル震えてた。
しばらくしたら動けるようになったから友達に説明したら、“あれ”が毎日出るんだって話された。

いつから出るのかと聞くと居間にある写真を飾ってから出るらしい。

それは家族の集合写真で、オカッパ頭の女の子が写っており、友達は早く捨てたかったらしいが父親が幸運の座敷わらしと言い張って聞かないらしく、挙げ句に引き伸ばして居間に張ったらしい。

怪奇現象が起こるのはそれからだそうだ。

その後例の写真を見に行くと、そこには座敷わらしにしては邪悪すぎる笑顔をしたオカッパの女の子が写っており、どう見ても幸運をもたらす存在には見えなかった。

それから一度も友達の家には行ってない。