私が体験した話じゃなく、兄が体験した話なんだけど。

兄は私より8つ年上なので、本屋とかビデオレンタル屋とか行く時に、よく兄に車で連れてってもらってたのね。
で、たまたまその日は兄が本屋に行くといったけど、私はちょっと風邪気味だったから、欲しい本だけ頼んで一緒には行かなかったの。
そして兄が家を出て20分くらいした時、母の携帯に兄から電話が掛かってきた。
近所のTSUTAYAが車で20分くらいなので、頼んだもの以外で何か他に買うものがないかの電話だと思った。

でも、いつもならそういう時は私の携帯に掛かってくるから、母の携帯に掛けるの珍しいな、って思ってたんだ。
そしたら母がいきなり「秋田!?」って大きい声出したから、「?」って思った。
母が言うには、近所の本屋に出かけたはずが、兄はなぜか今、秋田にいるって電話だった。
ちなみに私の家は福岡。

当然だけど、福岡→秋田に20分で行けるはずはない。
兄は以前に仕事で秋田に出張したことがあったので、自分が着いたところが秋田県の場所だったことには気付いたみたい。
なにより、出張で行った場所の近くだったらしい。
ともかく、なんで秋田に兄がいるのか意味不明で。
兄は車運転して帰ってこれるけど、意味が分からない状態なので母に相談の電話をしたそうだ。

結局、兄は2日後に秋田から帰ってきたのだけど、いまだに謎な出来事です。

あと、ちなみに兄はせっかくだからと、土産に秋田の地酒を3本買ってきてくれました。
当時、私は未成年でしたが、おいしかったですw