ある曇りと晴れ間の日俺は昼間TVを見ていた。
そしてふと窓の外を見た。

次の瞬間ごうッと音が鳴って景色の真ん中に白い女がたっていた。

顔は見えない。

そしてまるで雨が降っているかのような景色。
異様な雰囲気から目をそむけて再度見ると景色は日常に戻っていた。

別の日俺はまたTVを見ていた。
そして何気なく窓の外を見た。

そこには、高校時代のクラスメイトだった女性が白い服を着て立っていました。
ニヤニヤ笑いながら目を細めて覗き込むかのように体を曲げて左右に振りだしたのです。

数か月前その女性が結婚したと聞いて祝電みたいなEメールを送りました。
真面目な文章でタテ読みで「昔君のことが~」と仕込んだのがバレたのがまずかったのでしょうか・・・。

さらに数日後。
何とそいつは家の中に白い服を着たまま大手を振って出現したのです。
ニコヤカにまるで行進するかのように。

翌日母に「幽霊をみた。白い服を着ていた」と述べると塩を使うのが良いという答えが聞けました。
直後「おばあさんみたいな顔してなかった?」という若干大きめのマイクを使ったような女性の声がしました。

今思えば誰かが家を盗聴してタイミングよく仕込みマイクのようなもので脅かしてきたのかもしれませんが・・・正体は不明です。

最後に・・・道端を歩いている女子小学生に「女の人がついているみたい」と言われました。
まだお祓いには行っていませんし霊視もしていません。

ただはっきりしたことが一つ。
高校のクラスメイトだった女性にメールを送らなくなってからパタリとやみました。
生霊か何かだったのかと思ってしまいますね。