当時俺が小3、弟が5才くらいだったかな。

そのとき一軒家に住んでて、弟と両親が一階、俺一人が二階で寝てたんだ。

家が古いせいか、かなり家鳴り?するんだよ。
ガキだった俺はそれだけで怖かった。

しかも階段が怖くてさ。
階段を昇がると直角に廊下があるんだ。

だから階段を昇るとき、昇った先の角からだれか覗いてるようなことを考えるわけ。
だから昇る時は、できるだけ上を見ないように足元だけ見て階段を昇ってたんだ。

んでいつもと同じ22時くらいに寝ようと思って階段を昇ってたんだ。
足元だけ見てね。

そしたら階段の真ん中くらいまで行ったときに、弟がいきなり「お兄ちゃん前!前!」って泣きそうな顔して叫んでるんだよ。

ビックリして前をみると、階段を昇りきった角から、おかっぱの着物を着た小さい人形?みたいなのが見てるんだよ。
笑顔でじっと俺の方を体を角から半分だけだして。

もう半狂乱になりながら叫んで階段を降りて、両親に泣きながら話をしたが信じてもらえなかったよ。

マジであれは怖かった。

今でも忘れられない。