子供の頃の記憶で未だに不思議なんだけど、いとこの家がメチャメチャ山の中で、敷地がかなり広いのね。
んで、その一角に納屋みたいのがあって、そこに猫がいたんだ。(飼ってるっていうか住み着いてた)
俺はいとこの家に行くたびに、その猫と遊ぶのが楽しみだった。

ある日、普通に遊んでると納屋の奥の方に逃げて行ったんで、いとこと追いかけた。
すると猫の逃げた先の壁に、猫が入れるくらいの小さな穴が空いていた。

猫が見当たらないんで、多分その穴に入ったんだろ?うと覗き込んで見たんだ。
すると中に小さなテーブルと椅子っぽいものが置いてあるんだ。

おもちゃ?って思って手を伸ばしてみたんだけど、微妙に届かない。
おっちゃん呼んでこようぜ!って戻った時には、もう穴すらなかった。
それ以来猫も見かけなくなった。