中学校の頃。

テスト期間中で早く帰宅して家に一人だったのをいいことに、机に向かったは良いが、勉強もせずマンガを読んだり落書きしたりしていた。
すると突然、本当に急激にものすごい睡魔に襲われ、椅子に座った姿勢のまま首だけカクンと倒れて半寝状態。
ちなみに机に突っ伏してはいなかった。

前夜に徹夜していたわけでは全然ないし、痩せてたから睡眠時無呼吸症候群による瞬時の熟睡とかでもない。
目も閉じて体は寝てるっぽいけど意識は残ってて、ヘンだなあと思っていたら、すぐ背後で話し声が。

なんかボソボソしてたけど、内容は若い男女が、「行こう」「でも」「大丈夫だから」「今のうち」みたいな会話をしていた。

次の瞬間、背後をスッと風みたいなものが通りすぎ、間を置かず耳元で、「怖くなかったでしょ?」という優しげな女性の声が。

ハッとして目を開けると、周囲には何もいないし、窓は閉じてたし、つーか二階にいたし、近所も人通り無かったし。

・・・せっかく配慮していただいたようだけど、すげー怖かったです。

浪人時代、朝起きたら机の上の白紙のノートに女の子文字で「頑張ってね」って書いてあって、怖くて実家に帰ったことがありました。