コレは東北地方のある地域で起こった話です。

ある高校で女子高生3人が放課後の教室で話をしていました。
このクラスではプチ怪談ブームが起こっており、彼女達も怪談話で盛り上っていました。

「紫鏡って話あったよねー」等と話をしていたところ、その内の一人、仮にA子としましょう、突然黙りこんでカタカタと震えだしました
残りの二人がA子の変調に気付き、どうしたのか尋ねると、A子は語り始めました

A子:「私が中学生の頃、犬の散歩で○○公園を通った時、一冊のアルバムが落ちてるのを見つけたの。表紙にDと大きく書かれているだけで持ち主の名前は見当たらない。勝手に中身を見るのも悪いかなって思ったけど、内側に名前が書いてあるかもしれない
って思って表紙を開いたんだ。だけど、私はすぐに開いた事を後悔した。病室の老婆、道端に倒れる何処かの国の子供、胸を滅多刺しにされている金髪の女性交通事故で真っ二つになっている男性、一言で言えば死体の写真が何枚も貼ってあったの。趣味が悪いなと思ってすぐに閉じようとしたらもっと恐ろしい事に気付いたの」

A子:「写真の下には日付と名前が書いてあったんだけど、それらは全部未来の日付だった。恐怖を感じた私はそのアルバムを地面に投げ捨てたんだけど、その時反動で開いちゃったページの写真が目にはいったの。首の無い死体の写真、その下には私の名前、日付は・・・」

A子が語った日付は今日その日でした。

二人の友人が息を飲む。
A子は更に続けます。

A子:「・・・・・・なんてね、作り話だよ」

A子の言葉に二人は安堵のため息をつきました。
A子に先程までの怯えの表情はなく、震えも止まっていました。

いつもの事です。
A子は本を読むのが趣味でこの手の話を沢山知っている上に、自分で話を作るのも得意でした。

A子は自分で作った話をした後はいつもこうやってネタばらしをしていたのです。
その後、3人は少しだけ話をした後にそれぞれ帰路につきました。

翌朝、○○公園で首の無い遺体が発見されました。
遺体の持っていた持ち物からA子の遺体だとすぐに判明しました。

警察は殺人事件の疑いが濃いとして捜査を始めましたが、未だに犯人とA子の首は見つかっていません。