インパクトもないし偶然が重なっただけという気もするが・・・。

子どもの頃、友達数人と山の中で遊んでた時に道端にナマコというか何か小動物の内臓っぽいものが落ちているのを見つけた。

一番年長の友人が「猫の内臓だ!」と言いだし、ギャーギャー騒ぎながら、ぴくぴくしてるそれを見ていたが、そのうちただ見ているのにも飽き、手近にあった棒で突いてみた。
その瞬間音がするほどの勢いで雨が降り始めた。

突くまでは薄曇りではあったが、雨が降る様子もなく、雷もなっていなかったのにまさにバケツをひっくり返したような大雨。
慌てて山を下りたら麓は雨が降っていなかった。

しばらく様子を見てもう一度山に戻ったら内臓っぽいものはなくなってた。

その後、仲間内で「あれはアメフラシだ」ということになったが、そもそも山にアメフラシはいないし、突いて雨が降るのも迷信。

山は天気が変わりやすいというからたまたまなんだろうけど、不気味な物体と雨が降ったタイミングの良さでいまだに心に残ってる。