茨城の某湖の近くに、お城の形の資料館みたいなのがあって、昔よくじいちゃんとか父ちゃんに連れてってもらってたんだけど、そこでの話。

資料館てくらいだから子供が楽しめるような場所じゃなくて、目的は天守閣にある展望台と、近くのアスレチックだった。
展望台には、よくあるコイン式の双眼鏡?があって、それで景色が見れるんだけど、目の前の湖と、あとは田んぼとか山とかばっかりで特に見るものなんかないんだ。
子供だから双眼鏡覗くだけではしゃいでたんだけど。

で、いつもみたいに双眼鏡覗いてて、いつもは湖とか遠くの家々を見てたんだけど、その時はふと、湖を挟んで反対側の山、山といっても登山するような山じゃなく森?みたいな感じ。
トトロの森想像してもらうとわかると思う。

その方角に双眼鏡向けたら、森の奥に白いものがぼんやり見えて、よく見たらピラミッドなんだ。
マジでピラミッド。
その時一緒にいた父親も弟も見たから間違いなくピラミッド。

で、なんだあれ?ってなって、すぐ車乗ってその方角に向かった。
父親も若干興奮してた。

でも、いくら探してもピラミッドらしき建物なんかなかった。
あの後もう一回展望台登ったけど、その時も見えた。
でも、探したら無かった。