うちの実家猫の話。
長くなるけど許してくれ。

一昨年、14年飼ってた実家猫が息を引き取った。
敷地内で産まれた子で、母猫が1匹だけ置いていってそのまま飼い、うちの母に物凄くなついてた。
亡くなって悲しむ母に火葬後「飼われてた家が好きな子だったら、毛皮を着替えて帰ってくるんだよ」と教えていた。

その4日後から、明らかに半年以上は野良生活を送ったであろう、ボロボロで首がしまるほど小さな首輪をつけた猫が実家に居座るようになった。

人懐こくて抱っこが好きなその野良がどうやら妊娠してるらしいと分かったのがその1ヶ月後。
そして亡くなった猫の命日からちょうど49日後、実家敷地内で6匹の子猫を生まれた。
そのうち2匹が亡くなった猫と似た柄だった。

産まれたばかりの子猫たちに母が「○○ちゃん、いるの?」と聞くと、はっきり「ニャー」と答えた子がいた。
亡くなった猫と似た柄の1匹だった。

現在、その子は家族とともに実家に飼われている。
が、嗜好や癖、毛並みも本当に亡くなった猫とそっくりで、毛皮もそのまま、お空の用事を最速で済ませて帰ってきたようにしか思えない。

その子は、今日も母の布団にもぐって一緒に寝てるらしい。