山の天気は変わりやすいけど、真夏の西日本の低山で雪が降ったりはしないよね。
でも、西日本のとある山に行った時にびっくりしたことに雪が降った。

バイクで行くので前日の夜に登山口のある路肩に入ってテント泊なんだけど、朝テントを片付けて登り始めてから少し寒いかなあとは思ってた。

1時間登ってひと休憩いれてると先の道に黄色のパーカーを着た人物がこちらを背に登ってるのが見えた。
あれ?登山口には誰もいなかったはずだが先行者がいたんだな。

それとチラチラと白いものが降ってきた。
雪だった。

是非ともこの雪を黄色の彼と共有したいとすぐに出発。
暫く歩いてると雪は無くなってた。

頂上までは1時間弱、縦走するには不便な山なのできっと頂上で逢えるだろうと道を急ぐ。

はたして頂上にたどり着いた。
まあ他の話に漏れず誰もいなかった。

そもそもいくら低山とはいえそこなり本格的な山、トレイルでもないならリュック無しで歩くような人はいないよな。
何かの見間違えかとも思った。

後になって、そういえば彼が見えたほんの一時だけ雪が降ったんだなあと改めて思った。
怖いというより不思議な話。