「ザ・ブザー」と呼ばれる30年前からロシアより発信され続けている目的不明の怪電波がある。
ソビエト時代から続く、このUVB-76という短波放送のコールサインで知られる放送は、放送の目的が一切明らかにされておらず、多くの人の興味を引いている。

確認されている所では1982年からずっと2秒おきに短い電子音を繰り返し放送しており、1990年頃を境にして現在のブザー音に切り替わったことが知られている。
この連続音は、正午になるまでの1分間続く。

このブザー音を研究している人の間では時として微かな雑音や、聞き取りづらい会話音がブザー音の背後から聞こえることから、このブザー音は録音放送や再生装置による自動送信ではなく、ブザーを発生させている何らかの装置から、マイクで音を拾う形で生放送されていることを示しているとされる。

何からかの(例えば核関連施設なと゛の)器機の生存確認の為の放送という可能性を指摘されたこともあるが、2010年6月5日頃、突如数十年続いていたUVB-76のブザー音が停止したことが知られている。

また、ごく希に音声メッセージが発せられたこともある。

その内容は、≪75-59-75-59.39-52-53-58.5-5-2-5.Konstantin-1-9-0-9-0-8-9-8-Tatiana-Oksana-Anna-Elena-Pavel-Schuka.Konstantin 8-4.9-7-5-5-9-Tatiana.Anna Larisa Uliyana-9-4-1-4-3-4-8≫