市川八幡の藪知らずは、昔から伝わる心霊スポットです。

なんとなんと水戸黄門様がこの地に入ろうとして神様の怒りに触れたという伝説があります。
この藪に立ち入ってはならぬ理由としては、昔の放生池の跡である、平の将門の祟りがある、日本武尊(やまとたけるのみこと)が陣所としたあとであるなどなど。

「この藪に足を踏み入れると二度と出てこられなくなる」という伝承は由来には諸説あるが、少なくとも江戸時代から当地で語り継がれており、藪の周りは柵で囲まれ人が入れないようになっている。

街道に面して小さな社殿が設けられており、その横には「八幡不知森(やわたしらずのもり)」と記された安政4年(1857年)伊勢屋宇兵衛1建立の石碑がある。

この社殿は凹状となった藪囲いの外側にあり、社殿の敷地に立ち入って参拝をしたのち無事に出て来ることができる。

古くから伝わる伝承の他にも、藪の竹を切ろうとした者が大怪我をしたり、変死してしまったという噂もある。