心霊スポットで思い出した。

昔、当時付き合ってた彼と夜中に「ホワイトハウス」って呼ばれてる県外の心霊スポットにドライブした。
嘘かホントかわからないけど、彼によると、その家には4人の外国人の家族がいて、殺人事件で亡くなり、その後廃墟になったという話だった。

午前2時頃、その高台の家が見える場所に到着。
車のエンジンを止めた瞬間、真っ暗だったけど、凄く大きなはっきりした波の音がしてきたの。

「今日は波が荒いね」

そう彼に声をかけると、彼が「うん。え?」みたいなリアクション。
急にブチッと波の音が消えた。

そこは海ではなく、ただの真っ暗な山に囲まれた山麓。
彼は「ラジオの音かな・・・」と。

でもそれまで、ラジオなんか車の中で聞いてないし、エンジンも止めた後だった。
しかも音楽でも人の声でもなく、ただただ荒い波の音だけ。

その日は車で夜を明かし(若かったからw)、翌日、観光を兼ねて近くの有名な神社にお参りして観音様の前でピースをしながら撮った私の写真は薄紫色に覆われていて、今考えると心霊写真ぽかったな。

当時は「写真失敗じゃん」とか思って捨ててしまったけど。