2、3年ほど前の話。

ある夜いつも通り寝てたら、変な夢を見て目が覚めた。
変な夢と言うのは、友達Aの母親が鏡の中から俺に助けを求めてバンバン鏡の内側からこちらを叩いてる夢。

目を覚ますと耳鳴りがしていた。
耳鳴りすることはたびたびあったのだが、その時の耳鳴りは「キーン」と言うよくあるカン高い耳鳴りではなく、聞いたこともない低音と言えるようなヒューーンと言う、体感したことのない耳鳴りだった。
聞いたことのない耳鳴りに恐怖し、目を開けないように心掛けた。
金縛りには遭ったことがないが、動かそうとして動かないと怖いので、体を一ミリも動かさないようにも心掛けた。

気配とかは覚えてない。
その後はそのまま寝れたw

起きて普通に出勤し、仕事が終わると何やら友達Bから何件か不在着信があった。

折り返すと友達Aが自殺未遂をしたと。
人生で初めて恐怖で鳥肌が立った。
詳しく聞いてみると、まさに俺が目を覚ました時間帯と実行時刻が完全に一致していた。

そこから数年して友達は息を吹き返すことなく生涯を終えました。

もう7、8年も会っていない友達だったが、何かを求めていたのか、何か伝えたかったのか、あまり虫の知らせとかは信じてなかったけど、そう言うのもあるのかなと思った出来事。