あるところに15、6歳の知的障害の娘と母親がいた。

父親は居ず、多動傾向もある娘の世話に母親はへとへとになって倒れる寸前。

見かねた周囲の人たちが、娘を施設のショートステイに預け、しばらく骨休めをしてみてはどうかと、母親にすすめた。

母親はそれを受け入れ、娘を産んで以来、初めてゆっくり寝られるようになった。
これで済めばただの美談だったのだが・・・。

平穏に過ごせる日の幸せを知った母親は、もう娘の面倒を見るのは嫌だといいだした。

そして娘は、預けた施設が悪かったのか、大小便は垂れ流し、人前で素っ裸になる、奇声を上げるなど症状が悪化して戻ってきた。

母親は完全に拒否反応を示し、この娘の面倒を見る人は誰もいなくなった・・・。

雑誌の「福祉の貧困を嘆く」みたいな記事に載ってた実話。

この母娘がどうなったのか、書かれていなかった。
誰も悪くないのに・・・。