ほんとにほんのりな話を。

その1(これはAA板のオカルトスレにも書いた話)

実家に猫がいます。
これは当時のバイト先で捕獲され、危うく保健所行きになるところを自分が引き取ってきたマコト(雄・当時生後半年ぐらい)の話。

マコトは人見知りの激しい子で、自分と母と自分の後輩にしか懐いてなかったので、来客があるとすぐ物陰に隠れるような子でした。

当時の私は早朝~昼の仕事しかしておらず、遊び盛りのマコトの遊び相手はもっぱら私の役目でした。(母は昼に一度帰ってきて、夜また仕事に行きます)

その日も私は居間でマコトと遊んでいました。
ちらっと時計を見ると、じきに母の帰ってくる時間。
と、玄関から「ただいまー」という母の声が。

猫の出入りのために少しだけ開けてある戸の間をすり抜けてマコトが出迎えに行きます。

いつもなら、足元にマコトをまとわりつかせながら、母が居間に来るはずなんですが、入ってこない。

おかしいなー、と思って戸を開けると、マコトが涙目で足にすがりついてきました。

・・・・母の姿はありません。
え?!

びっくりしてマコトを抱き上げた私は、居間の真ん中でガクガクブルブル状態。

十五分ほどして、今度は本当に母が帰ってきました。

マコトは何かを見たのかな・・・。